上野駅の文化的不動産活用

上野駅のリニューアルにともなって生まれた空きテナント。そこをアートスペースにしようという計画が上がり、私たちに ディレクションの依頼がきました。メルメとして初めての案件でした。 駅という日常の空間という特性を活かし、非日常のギャラリー空間ではなく、日常とアートが溶け合う空間をつくるという方向性に決めました。 そこで、人々がくつろぐ空間の周りにアートがあるというような、「アートのあるフリースペース」というコンセプトで空間をつくりました。

駅の中の公園のような場所

誰しもが気軽に入れるということを示すために「公園」というキーワードから、 "ueno art park"と名付けました。約半年間の間に4回異なるテーマを設け、絵画から彫刻、映像、染織家などさまざまなアーティストをキュレーション。 作品と空間と人が一体になる空間を制作しました。アートに囲まれながらお茶をする人、待ち合わせに使う人など、たくさんの利用者に恵まれました。